音楽教員の両親の影響で、幼少から音楽に興味を持ち、小学3年生でサックスを始める。国立音大時代にはジャズ・オーケストラに所属。ヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・コンテストにて初出場で初優勝、最優秀ソリスト賞を受賞。そして在学中から「原信夫とシャープス&フラッツ」のリードアルト奏者を務める。卒業後は、日本のトップ・アーティストのツアーをサポートするかたわら、レコーディング・ミュージシャンとしてジャンルを問わず多数アーティストの作品に参加。
1991年フュージョン・グループ「T-SQUARE」に加入。バンドのフロントを飾ると共に、作曲、アレンジの面でも新風を巻き起こす。1998年、T-SQUAREを退団、ソロ・アーティストとして活動開始。自己名義のバンド以外にも、「Witness」「B.B.Station」「Four of a Kind」「Voice Of Elements」等のプロジェクト、そしてマリーンとのコラボ・アルバムではビッグバンド・アレンジからプロデュースまでを担当。近年では「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA」に参加する他、中川英二郎、エリック・ミヤシロとのユニット「SUPER BRASS STARS」としても活躍している。
このようなアーティスト活動を中心にしながら、世界的アーティストとのセッションやレコーディング、アレンジ、プロデュースなど、その活動形態は多岐に渡る。
2008年ソロ作品としては初となるロサンゼルスでのレコーディングをボブ・ジェームスらと共に行う。2015年にはユニバーサル ミュージック(GRP Records)から通算10作目となるオリジナル・アルバム「SAXES STREET」をリリース。昭和音楽大学客員教授。