吉田誠(クラリネット)
Makoto Yoshida, Clarinet
15歳からクラリネットを、22歳から小澤征爾、湯浅勇治の各氏のもとで指揮を学ぶ。文化庁海外新進芸術家派遣員として、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ国立高等音楽院で学んだ。第19回欧日音楽講座でミシェル・アリニョン特別賞を特設され授与。第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞。2014年「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」のソリストに抜擢され、巨匠ペーター・シュミードル氏と共演。2018年2月にはウィグモアホールへデビュー。2019年6月にはサントリーホールでキュッヒル・クァルテットとブラームス:クラリネット五重奏曲を共演。文科省学習指導要領教育芸術社小学校音楽教科書準拠DVDで演奏が紹介された。これまでに数多くの国際音楽祭やオーケストラにソリストとして招かれ、日欧でリサイタル、室内楽公演を重ねている。教育活動に積極的に関わっており、自信が主催する室内楽セミナーは高評を得ている。コンサートプロデュースには定評があり、2022年から5年間芸術監修を努める園城寺での「おとの三井寺」プロジェクトは注目されている。ソニーミュージックから「ブラームス:クラリネット・ソナタ、シューマン:幻想小曲集ほか」を世界リリース。